閉塞鍛造・切削加工・ロウ付・摩擦圧接を得意とする、自動車・二輪車・建設機械部品製造メーカー 名古屋技研工業株式会社

会社情報

ご挨拶

パートナーとして頼りにされる企業を目指します。

 私たち名古屋技研工業は、1974年切削加工専業として名古屋市南区に創業いたしました。
 当時は自動車ホースメーカー様への部品納入をメインとしながら、切削技術に磨きをかけてまいりました。
 その後、切削加工における無駄の排除とコスト面での競争力の強化を目指して、鍛造を中心とした塑性加工分野へと進出をいたしました。
 「この先、切削だけでは通用しない・・・」切削加工専門で事業を進めてきた企業が矛盾すると思われるかもしれません。
 しかしながら、切削加工精度を知り尽くした私たちだからこそ、独自の鍛造技術を身に付けることができたと考えております。
 事業拡大に伴い、現在の岐阜県中津川市へ本社工場を移転、中国合弁企業や、ベトナム工場の設立など、時代の潮流や業界の動向を的確に捉え「将来予測」を行い、一歩一歩確実に歩んでまいりました。
 そして創業以来の基本方針である「教育はすべてに優先する」
より良い社員なくしては、すべての分野においてより良い会社は継続できない。ということが今でも、そしてこれからも当社を支え続ける基盤となっていくと信じております。
 今後は環境・安全性能の向上からEV化への移行など、業界において自社を取り巻く環境はかつてない厳しく著しい変化の時代を迎えると思われます。この変化を大きなリスクと捉えながらも絶好のチャンスに変えていくべく、今まで以上に技術力、品質力、そして人間力を高めながら、皆様方に喜んでいただける、パートナーとして頼りにされる企業を目指してまいります。


会長インタビュー

製造業を取り巻く新たな環境で価値を創造し獲得するために、
社員教育、技術開発、生産性など、競合他社に負けない態勢を作る。
切削加工専業の中堅部品メーカーとして発展を続ける名古屋技研工業。
このたび会長に就任した 黒柳昌可氏にインタビューしました。

名古屋技研工業の方針や日々取り組んでいることは何ですか?。

 方針といいますか、私どもが創業以来ずっと守っていることがあります。
まずは現状把握、そこからすべてが始まり、将来の予測、そして実行、指示。
すなわち、「決意・決断・実行・指示」という一連の流れを、創業以来今日まで、そしてこれからもずっと守っていかなければならないと思っています。そのためには私自身が常に問題意識を持つことも大事ですが、社員にもその意識が浸透していくような努力をしているところです。
 もう一つは、社員の教育。これをすべてに優先すべきと考えています。まあ、私自身に教育というものがいきわたっていないので(笑)。
 創業以来40年以上にわたって業界をリードできてきたわけですが、決して満足できる道のりではありませんでした。
しかしおかげさまで、ここ4・5年は、今まで主力としてきたブレーキホースの金具を中心とした油圧ホース関係のノウハウを生かし、新たにミッション関係部品にも注力しています。これが幸いにして右肩上がりに急成長しているんです。
 かねてからの社員教育や、あるいは品質管理などこういったことを中心にやってきたことが、いまやっと実ってきたのかなと、少しではありますが自信となって表れてきています。

今後この業界というのはどのようになるとお考えですか?

 我々が取り扱っている製品の一つに、オートマチック車のためのミッションがありますが、これはまだまだ右肩上がりになると考えています。
承知の通り車そのものはエンジンがベースで駆動しとるわけですけども、現在われわれの言うミッションというのはエンジン車に対するミッションなんですね。で、このミッションも段々高度化されてきて、はじめは4速のミッション、あのオートマチックといっていたやつですね。それがいまでは8速になり、最新のミッションは10速なんですね。で、この10速のミッションには当社の部品を10個使うんです。それだけ需要がどんどん増えてるということなんですね。

しかし、今は安泰でもこの先10年20年、どんどん競合が出てくると考えています。
しかも我々よりずっと立派な会社がですよ、競合に入ってくればそこで我々打ち勝たなくちゃいかんわけですね。
それは今日明日でないとしても必ずそういう時期が来るであろうという危機感の下で社員教育、技術開発、生産性もろもろをですね、負けない態勢を作らなくちゃいけないという思いで今やっているんです。
非常に大事なことかなと思っているんですけどね。

社員や現場に期待することって何でしょうか?

 もうすでに行動を起こしていることではありますが、決め事を作り、決め事を守る、守らせる。そういうところを徹底してやっています。
決め事が無ければケースバイケースになってしまって一貫性がなくなってしまいます。決め事をひとつ間違えると大変なことにつながる。そういう思いで今までも指導をしてきました。
 目標を持ちそれを達成するために自分でできることは何かを考え、行動する。その結果を各部署ごとに毎週報告してもらう。損益を含めて係長がまとめるんです。
その延長線上に毎週損益が私のところに来るようになっています。つまり、現場の方たちが現状把握して状況を認識しているわけですね。
 みんなが意識すれば、やがて大きな利益になる。自分が意識することで、見返りや仕事に対するやりがいに結びついて継続できるわけなんです。
自分の範囲の中でも、「前とは違う何かを見つけていこうや」ということが新しいチャレンジに結びついたらいいなと思うんです。
一緒に会社を成長させていくことが目標です。全社員が管理職という意識をし、生きがいをもって仕事をしてもらいたいですね。
 

最後に、今後名古屋技研工業はどうなっていってほしいですか?

やはり人の質と数は大事です。いくら機械化自動化が進んだといても、やはりモノづくりはヒトが一番大事ですから。
質については社内努力で何とかなるのですが、数のほうはなかなか大変で、いろいろな要因があると思うのです。
そういう面で、できるだけ離職者を減らしたいという思いから、まずは自社内介護施設を作りました。
社員が安心して働けて、ゆくゆくは自分のお子さんに、「就職するならお父さんと同じ名古屋技研に行きたいな」って言ってもらえるような企業になれたらうれしいですね。