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仕事・社員紹介
- 人の力こそ名古屋技研工業のパワーの秘密。
情熱とチームワークでより良い製品をお届けします。 - 俺が作る部品じゃないと製品は動かない...。
お客さまに最高の製品を提供するために。社員一人ひとりが自分の仕事に対する誇りと責任を持って取り組んでいます。
日々勉強。常に新しいことにチャレンジしています。
谷口部長(入社26年目)
技術部部長の谷口です。今年で26年目ですね。
技術部は、物を作る補佐みたいなことをやってる部門で、製造する機械や検査する機械を作ったり、加工するための刃などの部品を作ったり、時には新しいラインを立ち上げたりするのがメインですね。
量産に入る前の試作品の製造なんかもやっています。量産体制に入る前の準備をする仕事ですね。国内だけでなく海外の工場で新しい仕事を立ち上げる準備とかの仕事もやります。もちろん試作するには図面も書かないといけないし、忙しくしています。
技術部の仕事は、現場の仕事と違ってゼロから作っていかないといけない仕事なんです。製品もそうだし機械もそうだし、作った機械を設置したりするのもそうですね。無いものを作っているので、図面も最初から書かないといけないし、アイデアを出すために考えることも必要だし。
例えば新しい製品を作るときでも、製造する機械はお金で買えるんですけど、検査機や組付け機は世の中にないので新しく作らないといけないんです。そういうのを一から考えて、設計して、部品加工して、組付けして、電気の制御をしてものの形にするのがメインの仕事ですね。
同じ部品を作るのであっても時代は日々変わっていってるんで、例えば新しいロボットも出てくるし制御も変わってくるし、センサーが1つ新しくなっていったり。だから「日々勉強」ですね。新しいことにチャレンジできることがやりがいだったり苦労だったりするんですけど。
私自身は、機械系の仕事は全く好きじゃなかったですね。それでも誰にも教えてもらったというわけでなく、自分で勉強しました。図面や電気に関することを勉強したり、資格を取ったり。電気の配線もするし回路も組みますよ。自分で部品加工して組付けたり、仕入れ先に値段交渉までしたりします。みんなから独立したら?なんて言われますけど(笑)
やっぱり、ものを作るには図面書くだけじゃだめです。やっぱり現場がわかってないとだめ。作り方がわかってないとだめなんですよ。
逆に言うと、私は全部わかってるんで楽といえば楽かな。一から十まで全部わかってるから。下請けに出してたら手間も時間もかかるし、思ってたのと違うのが来たらやり直さないといけなくなる。だからすべて自社でできちゃうというのも強みだと思うんです。
今の若い子たちはなかなか努力というものをしない気がします。私たちが入社したころは、誰も教えてくれないから自分たちで勉強してきました。
もうずいぶん前になりますが、海外工場の立ち上げなどでもいろいろと苦労してきました。でもそれが今役に立ってる。どこでも通用する高いレベルの技術が覚えられるのも名古屋技研の魅力じゃないですかね。
興味を持ち続ける。常に技術力に磨きをかける。
林 主査(33年目)
林と申します。今年で33年目です部署は技術部の技術係になっていますが開発的な担当です。
開発というのは既存の製品をコンパクト化したり、いくつかの製品を一体化したり、製品を開発改善する部門ですね。
お客様の要望にお応えして開発するのもありますが、弊社で提案できるような製品を開発しています。例えば切削レスの製品を開発したり素材を最小にする製造技術を開発したりだとか。簡単にいったらコストを下げる工夫をする部門ですね。
今まで作った中で一番思い入れがあるのは、初期に作った特許製品が出来上がったときですね。いままでツーピースで作っていたものをプレス加工で一体ものにした製品ですね。ちなみに去年取った特許もあるんですけど、今度はそのプレスしたものを絞る技術で取得できました。やっぱり他にはない技術の開発というのはやりがいがありますね。
開発するうえで気を付けているというか、常に頭の中にあるのは、図面通りに作って規格通りに作れるようにするのは当然ですけど、できるだけ数字をセンターに近い数値に持ってくるようにするというか、求められる製品以上のものができるように気を付けるようにしています。
開発の仕事っていうのは言ってみれば終わりがないんですよね。なので、今後もずっと続けるとは思うんですけど、今までロウ付けでやっていたものをスポット溶接だとか、もっと新しい技術でできるようにできないか考えています。
名古屋技研に入ってからはいろんな仕事をしてきましたよ。現場をやったり製造部の課長をやったり、もう一回現場の班長をやったりね。技術部というのは全体を知り尽くしていないとできないので、大変な部署ではありますけどやりがいはありますね。
海外の事業の立ち上げにも参加しました。29歳の時でしたけど、会社が行きたい人を募集したときに自分から進んで手を挙げたんです。しかし言葉の壁や文化の違いもあって大変でしたね。
海外でもゼロから製品を作るわけですから、すべてを知り尽くした人じゃないといけないということで抜擢されたんだと思います。仕事は大変でしたけど、たまの休みの日に観光気分で街や名所めぐりをして息抜きもできて楽しかったですね。
若い人たちにはもっと加工する技術や設備に興味を持ってほしいですね。僕らが子供のころはプラモデル作ったり、山から木や竹を切ってきて何かを作るってことをして遊んでましたよ。私はそこから作ることに興味を持ったんだと思っています。
私も入社したばっかりの時に、社内を見てる中であるラインの機械にすごく興味を持ったんです。それは削ってるのに切粉が2本出てくる中削りいう工程だったんですが、私はそのラインに希望して入らせてもらって、そこから技術をどんどん吸収していきました。昔は調整もすべて手作業で目で確認しながら作業をしたんです。
今は設備も新しくなって、製造機もカバーをかぶってて削るところは見えなくなってしまってます。刃の調節も機械に入力するだけでずいぶんよくなってるんですが、ぜひもっと興味を持っていただいて、進んで勉強してもらえるとといいと思いますね。
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